2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧

雨がやむまで仕事をしていたら、気づけば朝だった。期末のいろいろを積みあげて、端からかたづけていく。積みあがる速度のほうがどうにも上回っていて、いやはや困ったものだった。だけど、思うんだ。終電が行ってしまった後の線路はどこまでも続いていて、…

フレッシュネスバーガーの店員がどじっこだった。萌えた。富ヶ谷店には『relax』のフレッシュネスバーガー特集号が置いてある。椅子に腰をおろし、アメリカのにおいにむせ返りながら、俺たちは註文ができあがるのを待った。昼飯は、ハンバーガーをぱくつきな…

まだまだブックマークについて考えている。手がかりのひとつは Finder のサイドバーにある。ユーザはサイドバーに、良く使う項目を《フラット》に並べる。つまり、項目を階層化することができない。すなわちユーザは、階層化の自由をあらかじめ奪われている…

それはとても単純な話だ。可処分所得からさらにいろいろを引き算すると、遊ぶのに使えるお金がいくらか判る。それが十万円で、毎週デートするとしたら、一回のデートはだいたい二万円ってことになる。この論理は、もちろん逆にたどることができて、逆にたど…

これは闘争なんだって、繰り返してなきゃ夜のなか、俺はいつだって忘れてしまいかねない。繰り返された乾杯のなか、だけど、気を抜いちゃダメだ。気を抜きゃすぐさま、誠実な人間になりたくなってしまう。信じないでくれ、と、頭を下げてしまいそうだ。打ち…

俺の(偽物じゃない)誕生日を祝ってくださったすべての紳士淑女こん畜生、とりあえず、ありがとうを百万遍。だけど、残念無念、俺は二十九歳だ。去年も今年も来年も二十九歳でありつづけてやる。それがしあわせかどうかはしらないがな。箱の底に残された、…

くちずさみながら歩いていたら、電燈に夜が映えて鮮やかでした。櫻が満開でした。けれども、困ったことに、くちずさんでいたのはガガガSPでした。『卒業アルバム」のジャケット裏にはこんな「校訓」が載っています。 一、 イけてる服を着ない事。 二、 結婚…

広義のブックマーク(ウェブブラウザのそれに限らず、「最近使ったファイル」やシンボリックリンクも含めたい)というものについて考えている。その昔、俺たちが Mosaic から Netscape Navigator に乗り換えたころ、ブックマークは HTML で管理されていて、…

《自動》回転扉=《速度》簒奪機械

機械という言葉の意味を俺に教えてくださったのは、中村健之介先生だった。俺はエンジニアリングのなんたるかを、そのための学部で学んだはずなのに。そもそも、そのための学部がそういうことを教えてくれるのかどうかすら知らない。バブル期に計画された都…

俺はツリー構造が嫌いだ。ファイルシステムはまだ我慢できるが、モデルをそのまんま表示しちゃおうと目論むツリービューは、心底、うんこだと考える。びちびちびっちのまきまきまきぐそだ。エクスプローラのフォルダ・エクスプローラバーの存在は、Microsoft…

大逆サーティーンがなんで出てこないのかが疑問。あと、ふりがなは「だいぎゃく」じゃなくて「たいぎゃく」だと思うの。

ネタ帳。 boost::function_traits の OpenGL エラーハンドリングへの応用 boost::operators がクラスサイズに及ぼす影響の回避 FLTK の table 実装の調査 (Table, Fl_Table, FLVW) VolSuite の調査

「モテとは目指すものではない」と、誰かが言った。はい、含蓄の深いお言葉をどうも。なんていうか、アレだね、ニッポン人が大々々好きな《道》の思想ってやつ。無我の境地とか、そういうやつ。モテようモテようと思ってるあいだはモテなくて、フッと悟りを…

俺たちは俺たちが定めた交戦規則に従って闘争を行う。それを不誠実だとなじられたら、あいまいな微笑を返すだろう。だが、けっして忘れるな。これを闘争として戦うことを選択したのはおまえたちだ。その覚悟もなしに、俺たちの前に立ち現れるなら、おまえた…

あぁん、もう、髪きりいきたいし。雨降ってるし、寒いし。ののしられるし、なじられるし。だけど、気分はとてもいい。だって、この惑星、雨がよく降るなんてとうに知ってるから。珈琲を二杯飲んで、煙草を二本喫って、コートの裾ひるがえし、朝のなかに歩き…

メール不通でした。今(3/22 10:00 AM)はもう大丈夫だと思います。

書影を引用して、読んだ本の話を書くと、なんだか本物の日記みたいだね。だけど、そういうことはとても苦手なんだ。

バーボンを外で呑むのはやめよう。夜明け前に呑むのはけっしてやめよう。大正九年をくちずさみながら、自転車で神田川沿い疾走、古本屋を目指す俺は夕暮れを切りさいた。鴨居まさねといくえみ綾を買い、いつか少女マンガから自由になれるんだろうかと、ぼん…

B-Boy は B-Toppo を食べるんだろうかと思う夕暮れなんだ。ホワイトチョコレートはチョコレートじゃないと、ぼくは今でも言い続けているんだ。

SF研に入ったらモテない、と断言する帝大出身の官僚を物語に登場させたのは、夏見正隆だっただろうか。その発言の真偽は問わない。まあ、そんなことはどうでもいいことだ。最近、サイバーパンクのことを思い起こす機会を得た。俺がものごころついたころには…

俺たちは電子メールで愛を語った最初の世代だった。そういうことをいつか話すべきなんだろうか。あるいは、それとオリーブ少女の手紙好き(なのだと俺は思いこんでいるんだけど、そもそも手紙好きなんて少女の要件のひとつなのかもしれない)の関係について…

ブリンよみかえしちゅう。 知性化シリーズといえばアサクレーナ萌えと決まってるわけだけど、『知性化の嵐』シリーズには出てきてくれません。かわりに蛮人レティに萌えようとしてみましたが、やっぱりおひめさまにはかないません。そんなあなたに朗報が、………

ぼくの文章に判りにくいと文句をつけられても困ってしまいますが。まあ、ご期待に応えるべく、判りにくい注釈をつけることにしましょう。「愛は、革命と同様に、コンスタントな未来である」という言葉は、デュラスの五月革命に対する発言です。敷石からアス…

メモ。『涙女』シブヤ・シネマ・ソサイエティ。四月十六日まで。……俺が見たい映画は、なんでこういうラインナップになってしまうんだろう。

昨年出版されたブリンの新刊は、 星海の楽園〈上〉 - 知性化の嵐〈3〉 asin:4150114609 星海の楽園〈下〉 - 知性化の嵐〈3〉 asin:4150114617

http://www.st.ryukoku.ac.jp/%7Ekjm/security/memo/2004/03.html#20040316__ANTINNY ティンブリーミーが喜びそうなワームだなあ…… みんな、「ティンブリーミー」って知ってる? Sci-Fi に出てくるイタズラ好きな異星人のことなんだ。

無意識に郵便配達《夫》なる単語が選択されようはずがない。システムとしての《郵便》がまったく権力的なものとして我々のかたわらにあることを思いおこしてほしい。いかにもチャイムは二度鳴らされる。一度めは悲劇として、二度めは喜劇として。《劇》をも…

我々は《収奪される詩人》である。主体であると同時に、客体であり、そしてやはり主体である。古典的なレトリックのように見えるこの言説は、しかし連環をなさない。《詩人》たることはまずもって主体的に選択され、しかるのちに《収奪》が行われ、しかるの…

ナンバーワン☆オシャレ映画『グッバイ・レーニン』を見終わって、映画館の入り口の掲示板で脚を止めた。そこには、映画の紹介記事の切り抜きがべたべたと貼られていた。『赤旗』の切り抜きが一際眼をひいた。その記事はなんにもさよならしていなかった。もち…

メモ。『テディベアのルドヴィック』ユーロスペース、ゴールデンウィークごろ。フライヤーを見たぼくは、川原泉のマンガを思い出していたんだ。だけど、それは告げなくても判りあえることなんだ。ぼくたちは、ルドルフ君のことをけっして忘れないんだ。