[文学フリマ] 収支報告 (2)

総計12,304円のカンパをいただきました。ありがとうございます。残額180円のパスネットカードと、残額100円のオレンジカードもいただきました。かなりひさしぶりにオレンジカードを見てなつかしゅうございました。初めてオレンジカードが登場したのが1985年…

[文学フリマ] お祭りだしっ。

箝口令しかれてたんじゃなかったの?>http://d.hatena.ne.jp/kiya2014/19850201#p15 ウェブで公開しちゃって大丈夫なのかなあ。 心配。

[文学フリマ] 収支報告

詳細な金額を書いた紙を家に忘れてきたので、とりあえず円グラフだけ掲載します。 確か一万数千円いただいたと思います。 『もうニートとつき合うしかない?』のカンパの1/10は、世界の貧困をなくすための活動費に使われます。具体的に言うと、有村をインド…

[文学フリマ] 新月お茶の会文学フリマ出店のお知らせ

リンク: 新月お茶の会 リンク: 文学フリマ 新月お茶の会は文学フリマに出店いたします。 開催日時: 2005年11月20日(日曜日) 東京都中小企業振興公社 秋葉原庁舎 第1・第2展示室 昨年と同じ場所です。 地図は文学フリマのウェブページのものを参照してくだ…

[文学フリマ] 当日です!

なんとか原稿はそろいました。 これから、ラストスパートです。 開場前にがんばってホチキス止めします。 重要なお知らせが。 最終的なページ数は61ページです。これをフリー(自由/無料)でお配りすると、隣近所のサークルさんに迷惑かなあと考えまして、…

[文学フリマ] ありがとうございました

ブースにいらっしゃった皆様、ありがとうございました。 カンパの会計報告は明日の夜に発表する予定です。

[文学フリマ] やばい

A4で46頁になりました。 まだ、特別対談の原稿が上がっていません。必死でテープ起こししているところです。 現在まで、編集が終わったところまでの目次をお知らせいたします。 匿名ゲスト(小冊子ではちゃんと名前出る予定) アレ以外のナニカ id:sayuk 非…

[文学フリマ] 作業鋭意進行中

ページ数の関係でA4版になりそうです。 当初の予定通りA6版で作ると、100頁くらいになりそうだったので、さすがに根を上げました。 現在、編集が終わっているのがA4で30頁くらいです。 ここまで来たら、もう必ず本ができます。おたのしみにっ。

[文学フリマ] 白石さん。

はじめてのブックマークコメントをいくつかいただいたので、ご返事したいと思います。 「ほうほう。しかし、読めと言われても東京近郊にいなければ入手方法がないのだけれどね。」 文化と郊外の関係性について深く考えさせられる有益なご指摘をいただき、感…

[文学フリマ] ラストワンマイル

まさに執筆者の作業が佳境に入っているこのごろです。 入っているといいな、と、祈ります。 ちなみに今日は有村(id:y_arim)の原稿を見せてもらいました。彼は絵より文章のほうに向いているのではないかという気さえします。まあ、それはそれとして。 ぼく…

[文学フリマ] 原稿は出るのか?

全選手入場風に言うと「自分を試しにインドへいくッ!! ニート・非モテ・メンヘルの三階級制覇 有村悠!!!」(id:y_arim)が、小冊子に短編小説を書くらしいです。えーと、うん、がんばれ!

[文学フリマ] 特別対談

これから当日までは、文学フリマでお配りする小冊子の内容を紹介します。 まずはトップバッターから。 なんと、きや (id:kiya2014) ・せきね (id:noknowledge) による対談が掲載される予定です。タイトルは『非モテとしての石村舞波』、Berryz工房を二〇〇五…

[文学フリマ] あと一週間

文章書いています。 今日の午後は、ホワイトバソドの材料を買いにいきます。

[文学フリマ] 豪華付録!

今回の小冊子では、「ほっとけない ニートのまずしさ」をスローガンにホワイトバソドを限定付録でお付けする予定です。企画会議の様子はこんな感じでした。 「付録つけよう、付録」 「それだ。豪華付録だ」 「ホワイトバンドってあるじゃない、あれのぱちも…

[文学フリマとあんまり関係なくなってきた] 通過者たちの文体 (3)

ぶらり、本屋に入った。 再版された『真夜中へもう一歩』が『マイク・ハマーへ伝言』と並び、平積みになっていた。 昨秋、薄暗い地下の喫茶店で「このミステリーがすごい!」の対象作品リストを盗み見て、ようやく、ぼくは矢作俊彦がミステリを書いていたこ…

[文学フリマとあんまり関係なくなってきた] 通過者たちの文体 (4)

下北沢の居心地の良いカフェで、居心地の悪い椅子に座り、昼間からカールスバーグをあおる。 見回すと、客のほとんどが女性だ。 カフェどころではない。バァに入ったって、この街じゃ似たようなものだ。「あたし、酔っちゃったァ」と嬌声が響いて、どうして…

[文学フリマとあんまり関係なくなってきた] 通過者たちの文体 (1)

おしなべて、ぼくの周囲にはそんな奴らしかいない。 マカオに往ってきたと告げれば、「『深夜特急』は読み直したか?」と返すような奴らだ。 高校生の時分に読んだ単行本は、実家に放ってきた。母親が買い、ぼくと(勘当された)ぼくの弟に与えた幾冊だ。『…

[文学フリマとあんまり関係なくなってきた] 通過者たちの文体 (2)

東京に出てきたばかりのぼくは、「好きな作家は?」と訊かれたら、恥ずかしそうに矢作俊彦と応えることにしていた。 きっかり十年前のことだ。 訊かれたのはたった一回、それも大学の文芸サークルの飲み会だった(驚くべきことに、ぼくはまだ、その文芸サー…

[文学フリマ] アキバッパラブンガクスタイル (5)

秋葉原にカップルが増えた。 メイド喫茶どころではない。『R25』が妹宅配までフィーチャリングするような世の中だ。 鹿島建設株式会社は説明する。 「様々な専門領域の人や情報が集うとともに、これらがクロスして切磋琢磨することで、ITを活用した次世代の…

やばい

毎日更新とか言っておきながら、全然、更新できません。 理由は三晩連続新宿をうろついていたせいです。 今週は文体について書きます。そんな予定です。

[文学フリマ] アキバッパラブンガクスタイル (4)

「交通広場とは道路交通と他の交通機関との結節点に設けられる広場で、」 ぼくたちの明晰さがドゥルーズやらガタリやらを持ち出してくるのをうんざりしながら見つめる醒めた眼のことを忘れるな。結節点が権力と密接に関係する時代が終了したのは、パリの五月…

[文学フリマ] アキバッパラブンガクスタイル (3)

叫んでいる。制服が、叫んでいる。 「ここは通路です。立ち止まらないでください」 一九六九年五月一四日。 警視庁は新宿西口地下広場におけるフォーク集会を禁止する。 理由は明白だった。 「路上で歌うのは道路交通法違反」

[文学フリマ] アキバッパラブンガクスタイル (2)

新宿でなく、秋葉原だった。アキハバラクロスフィールドが、再開発事業の正式名称である。 明治二三年がどれだけ遠くなったとしても、「秋葉原」は「あきばっぱら」と読むのではないか。分裂騒動以前の『コンプティーク』は頑なにアキバと呼んでいたように思…

[文学フリマ] アキバッパラブンガクスタイル (1)

一枚の写真がある。 横断幕に、こう書かれている。 「この場所は、歩行者の皆さんが通行する道路(交通広場)です。通行の障害となる ライブ演奏・物品の販売等は一切禁止します。 千代田区 万世橋警察署 東京都第二区画整理事務所」

[文学フリマ] HIMOTE, FUCK YEAH!

新宿にいます。 新宿で、朝まで呑んでいます。 「本当の非モテの話をしよう」 そんなことをのたまいながら、カラオケ屋でビールを呑んでいます。 言葉にしようとした瞬間にこぼれおちていくものに怯えながら。

[文学フリマ] メンヘルにならないための一箇条

文章を書くために、ぼく自身の一族の歴史を思い出さなければなりませんでした。酒を呑みながらそんなことをしたら、悪い旅が遅いかかってくることは明々白々です。田舎の因襲。痴呆の老人。キッチンテーブルの上のDSM-IV。狐つきの少女。黒色火薬。本棚に並…

[文学フリマ] 笑ってもいいよ。と続けてあげるには、ぼくたちにはジェントルが足りない

誰が言ったかは覚えていない。 誰かが言った。 誰もが言った。 「彼が帰ってきます」 その科白を言うために、わざわざルービックキューブを買った。 「彼が帰ってきます」 ぼくたちは滝本竜彦を特集する冊子を作り、そ奴が来るのを待った。倒産する前の青山…

[文学フリマ] これはやっぱり運命だと思う。

そ奴が失踪して、いくつかの春が来て、いくつもの秋が去った。ぼくはオトナになることに失敗しつづけ、ずるずると大学に居残っていた。魔術的なX端末は駆逐され、ピカレスクなiMacがやってきた。女にふられたぼくは腹いせにアップルユーザになり、PowerBook…

[文学フリマ] あたしは運命とか、 かなり信じちゃうたちだから、

ぼくはそ奴と、いろんな話をした。 少女マンガの話だったり、音楽の話だったり、ゲームの話だったり、化粧の話だったり、芝居の話だったりした。レッテルが貼られるよりも早く、向こう側にたどりつけると信じていた。 そして唐突に、二十世紀が終わった。 ぼ…

[文学フリマ] ねぇ、ナナ。あたしたちの出会いを覚えてる?

あの魔術的なX端末の前、文学部のギャルが彼氏からのエレクトロニックメールに涙ぐんでいた時代、ぼくはそ奴の噂を風に聴いた。インターネットなんて、予兆を孕んだモザイクのなかにだけ見つけられた時代、ニートも非モテもメンヘルも、まだ言葉さえ生まれて…