SF研に入ったらモテない、と断言する帝大出身の官僚を物語に登場させたのは、夏見正隆だっただろうか。その発言の真偽は問わない。まあ、そんなことはどうでもいいことだ。

最近、サイバーパンクのことを思い起こす機会を得た。俺がものごころついたころには、ムーヴメントはどっかにいってしまっていた。そうこうしているうちに、侵入対抗電子機器(ICE ってフリガナを振ってくれ)はマジ現実に登場し、俺は凝り性(アーティーストってフリガナを振ってくれ)になった。だけど、そんなことはどうでもいいことだ。

海面が上昇し、社会主義が英国にはびこった。オーケィ、これだけでおなかいっぱいだ。ついでに、表紙が鶴田謙二と来たら買うしかねえだろ、本屋にダッシュだ皆の衆。なんてことを言ったら、大塚英志莫迦にされるけど、まさしく、そんなことはどうでもいいことだ。

マインドスター・ライジング〈上〉 (創元SF文庫) マインドスター・ライジング〈下〉 (創元SF文庫)

あ、イルカでてくるよ。やっぱ、軍隊あがりのイルカが出てこないと、サイバーパンクじゃないよね。