2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧

仕事場に寄って、置きっぱなしだったキーボードを抱えて帰りました。ひどく混んだ車内にそれを持ちこむと、冷たい視線がぼくを迎えました。それをやりすごして、ぼくはポケットからデュラスを取り出して読み始めましたが、それはあまりにもやりすぎでした。

iCal でスケジュール管理してるひと手ぇ挙げてー。radio.ysnet!! の放送告知を iCal 形式で置いといてみるヨ。ちなみに手作りデス。 webcal://www.himote.org/dav/radio_ysnet.ics

id:poji_s:20040312#p1 を見て「イイナァ」と思ってたら、郵便屋さんが二度ベルを鳴らしたので、ぼくは「ウラー」と叫びました。『佐藤友哉×滝本竜彦 ファウスト・リベンジ・トークライブ』の招待状には、No.52 と書いてありました。

楽しかったので、また誘ってください。酒もいいですが、今度はちゃんとセッティングして、キノコかケミカルあたりでどうですか。

歴史が原因なのです。その歴史に触れられたら躊躇なく殴れ、と、父親の最初の教えはそれでした。なぜなら、ぼくたちの家族にとって、歴史や因襲といったものはそこから逃げ出してきたにもかかわらず、駅に向かう道に夕陽が延ばしたあの長い長い影のように追…

Perl で UTF-8 に変換する。#! /usr/bin/perluse strict; use Encode;while (<>) { Encode::from_to($_, "euc-jp", "utf8"); print; }

なつかしい風景をなつかしむべし、そんな律法がこの国にあったのはいつまでだろうか。やはり、横揺れしていた頃までだろうか。あるいは、矢作俊彦が揶揄した新潟のある家の縁側の写真が映しとられたまさにその頃、縁側が縁側として機能していたあの頃までだ…

母親がぼそりとつぶやいた。「最近は、横ではなく、縦に揺れるらしいわね。リズムを取るときに」俺はエッ、訊き返した。理解はゆるやかに訪れた。要約すればつまり、こういうことだ。かつて、父母の世代は、片方でビートルズを唄い、もう片方でフォークソン…

なつかしさ、を憶えることを俺は俺に許さなかったように思う。女の話じゃなく、街の話だ。郊外の風景に郷愁を憶えるか、という話だ。しかし、そもそも本当のところ、俺はなつかしさを憶えたのか憶えなかったのか、それすらも今やもう、判りやしない。思い出…

下北沢の定食屋を出て、俺たちは掌を打ちあわせた。「じゃあな」と俺は言った。奴は「じゃあな」と告げ、俺たちは別れた。俺は坂をくだっていった。緑のレザーのジャケットを着たお姐さんが歩いていて、ジャケットの緑色があんまりかっこよかったので、つい…

なあ、渋谷系の女のコたちはどうしてあんなにうまく着地できたんだ? それとも、あれは着地できたように見えているだけなんだろうか。俺の知っている渋谷系の男のコたちはみんな、レキソタンはぁはぁとか言ってるにもかかわらず。

滞っているのは、実は忙しいからじゃないんだ。なんでだか判らないけど、たぶん丁寧調に厭きたのが理由だ。あるいは、小沢健二をループでかけている自分に絶望したのかもしれない。まあ、いつだってここに真実はないけどね。

World's Smallest Political Quiz 関係のネタは、id:moyu0:20040308#p2 にあります。

arai さんに紹介していただいた http://www.theadvocates.org/quiz.html を適当に訳してみましょう。なるべく政治色が入らないように。 兵役は徴兵制ではなく志願制であるべきだ。 政府はメディアやインターネットを規制すべきでない。 同性愛者も結婚できる…

今週の水曜は参上いたします。四月から疎遠になっちゃいそうなひとで、ぼくに本やらなにやらを借りてるひとは返してくださるのに丁度良いかと思われます。そのあと、LittleBSD に行ってみたいと考えております。あらあらかしこ。

メモ。『グッバイ・レーニン』恵比寿ガーデンシネマ、三月十九日までは。 ベルリンの壁崩壊直後の東ドイツ。コカコーラの垂れ幕がかかり、国営の食品店が大手スーパーに変わる中、病に臥した社会主義者の母のために旧体制が続いているフリをするが…。歴史的…

マクロ経済の復習をしながら、クルーグマンの山形浩生訳を読んでいたんだけど、ぼくはあまりにも多くのことが判っていないようでした。あるいは、プロパガンダ向きの言葉を学びすぎたのかもしれないですね。直截な疑問に直截な結論、そんなものを弄びつづけ…

四十六歳のセクレタリに結婚してくださいと頼みこんだのは、二十七歳の坊やだったそうです。十九歳差のカップルはそうしてメオトになり(メオトをひっくりかえすとオトメになることは言うまでもないですよね?)、まわりの三十路お姐たまたちを羨ましがらせ…

春のせいでしょうか。規則正しい生活をしているせいでしょうか。毒が少なくなってきたような気がします(ここのところ文章が丁寧語になっているのは、また別の理由ですけれど)。だけど、大丈夫です。ぼくはちゃんとあれこれを抱えこんでいて、必要に応じて…

午後のおやつタイムを制定しました。ぼくは珈琲を飲みながら、ドライケーキとチョコレートクッキーとストロベリークッキーをもぐもぐ食べました。同僚のイングランド人は Qoo を飲んでいました。紅茶を飲まないイングランド人は偽物だと思います。

意味もなく Exposé で遊んでいたら、終電を逃すところでした。といっても自転車通勤なので、逃したところで痛痒はないのですけれど。

OpenGL 関数の話はすこしお休みして、一時変数の話をしようと思います。哥貴分とそんな話をしたので、ぼくが忘れてしまわないうちに。#include <iostream>class A { int x_; public: A() : x_(123) { std::cout << "A::(construct)" << std::endl; } ~A() { std::cout <</iostream>…

ようやく、Mac OS X Panther Version 10.3 を購入しました。行軍がようやく一段落ついたのが理由です。これからインストールします。えへへ♥

昼休み、仕事場の近くをぶらぶらと歩いて回りました。夜になるとカフェバーかダイニングバーかオシャレ居酒屋になるだろう店のランチは、リーズナブルであるとはとても言えないのでした。けれども、それ以外に選択肢はないのでした。もちろん、学生街まで歩…

id:hokusyu さん、もうサブカルサブカル♪とか言っていぢめたりしないので、がんばってください。あと、ぼくはまじでブリンの項を書くんでしょうか?

駅前の中華料理屋で飯を食べ、ぼくたちは坂をくだっていきました。ガード下をくぐりぬけ、坂をすこし上ったところの本屋に入り、ぼくは『皆殺しのマリア』と『踊る!クレムリン御殿』と『Girlie』を買いました。言い訳しておきますが、最後のひとつは id:poj…

これはあくまでも唄なのです。まあ、それはどうでもいいことですが。 君達にベトナムの民を好き勝手に殺す権利があるなら我々にも君達を、好き勝手に殺す権利がある君達にブラックパンサーを殺しゲットーを戦車で押しつぶす権利があるなら我々にも ニクソン…

「どーかと思うけどね」とおっしゃられたことについて。先にここに市場を持ちこんだのが彼女たちならば、ぼくはその市場のルールで彼女たちと対峙するというただそれだけのことです(結局、この一年、ぼくがやってきたのはまったくそういうことでした)。う…

自転車をこぎながら、中島みゆきを唄っていました。前方の暗がりで、小柄な人影がぴょこりとお辞儀しました。あわてて、鼻唄を止めて(ぼくはすこし顔を赤くしながら)眼をこらすと、元オリーブ少女が仔犬のようにぷるぷる震えていました。その姿は、なんだ…

パスタを巻きながら、哥貴分が「俺ァ、アメリカに行くぜ」と笑いました。アメリカでミュージシャンにでもなるのかと訊いたら、「んなわけあるか、莫迦」と怒られました。彼はコンピュータグラフィックスの専門家になって(マァ、今でも専門家ですけれども)…