雨がやむまで仕事をしていたら、気づけば朝だった。期末のいろいろを積みあげて、端からかたづけていく。積みあがる速度のほうがどうにも上回っていて、いやはや困ったものだった。だけど、思うんだ。終電が行ってしまった後の線路はどこまでも続いていて、どこまでも歩いていける気がするんだ。