2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

うららかな日差しのなかを、Flipper's Guitar なんか聴きながら自転車で走っていると、自殺したくなるか写真をとりたくなるかのどちらかだ。自殺するのはいやだったから、神田川を流れていく花をカメラでぱちり。俺は iPod を操作して、『Camera! Camera! Ca…

映画リスト。単館系で、しかも女のコを誘うには向いてない。 『エレファント』 『ケイナ』 『ババアゾーン』 『リアリズムの宿』

こごえる指先で傘の柄をにぎりしめた。くわえた煙草の先の灰がいつしか長くなり、風に吹かれて川面に落ちた。花びらは、もうすべて流されてしまっていた。昨日の夜は、水面が桜色に染めあげられていたというのに。水にたゆたい流される桜の花はいったいどこ…

珈琲が切れたら、紅茶を飲むことにしている。珈琲欠乏症にかかった躰が悲鳴をあげるようになってようやく、珈琲を購入するためにでかける。ときどきそういうことをしないと、自分がなにに依存して生きているかが判らなくなる。だからぼくは、紅茶とブランデ…

曙光はいまだ遠く、幾重にも反射した街燈に薄暗い部屋。ぼくはローズマリーのキャンドルに火をつける。服のすそがかすかにマウスに触れると、沈黙していた PowerBook G4 がかすかにうなりをあげて動きはじめる。iCal を確認するまでもなかった。ひさしぶりの…

文章を書いていた。二本の映画と、一本の小説に関する文章だった。原稿用紙十二枚ぶんの升目を埋めるのに四時間かかり、それを修正するのにさらに二時間かかった。書きあがったものは評論とは呼べないしろものだった。要望に応えて、出だしの部分をいくつか…

忙しさにかまけて、SPAM を丹念に読んでみた。俺の英語力ではさっぱりだったので、機械翻訳を試してみた。足りなかったのは俺の国語力みたいだった。 steel lover wines an story and erect texas grill first third fewer, ducks plane intel woken brood e…

きみと俺の間に、もしも友情なんてものがあるとしたら、俺は友情と仕事をまったくきっちり分ける人間だって判ってほしいだけなのさ。義理と人情を秤にかけりゃ義理が重たいかどうかは知らないけど、それとこれをまったく区別するように育てられたんだ。人非…