2003-11-24 ■ ステージでモーニング娘。を唄っている集団がいて、シミュラークルであることを目指した彼女たちに対して、団扇を振っているオタクがいて、ぼくは深く溜息をついた。息は白く初冬の空気に溶けて、ぼくは、街をほっつきまわるには薄着すぎる自分に気づいた。来週こそ、冬物を買いにいこう。