[文学フリマ] あのころのぼくたちが憎んでやまなかった何者かに、ぼくたちがなってしまったとしても

 週末は、始末書を書いていました。私もすこしは社会(化された)人なので、不始末には始末をつけなければならないのです。書き上げたそれを見て、哥貴分は言いました。
「おまえさん、プロジェクトXのシナリオを書いているつもりかい?」
 私は元来、文体の使い分けが苦手なのでした。ここのところ戦記小説やらなにやらを読んでいるので、始末書までそんな文体になってしまったのです。
 黙っていると、哥貴分は続けました。
「そういえば、こん畜生、責任取りやがれ!」
「へ、なにを?」
「おまえの日記のせいで、マジックスパイスに行っちまったじゃねえか」
 ごしゅうしょうさま。
 さて、文学フリマの話です。公式ページのほうにも、サークルの配置番号と配置図が掲載されているようです。皆様、そちらもご覧ください。
 昨日は、新月お茶の会の会員の幾人かを脅したりすかしたりして、文章を書いてくれるように頼みました。というわけで、明日はその一人、id:sayukさんについて書こうと思います。不思議なことに、ぼくたちとid:sayukさんの縁は文学フリマによって取り持たれたのです。