十代に読んだ本の大部分は、すでに俺の手元にないのだけど、文体が影響を受けたものならまだおぼえている。物語調の文章なら、固茹で系がベースで、あとは翻訳物のいくつかと、詩集と音楽を混ぜ合わせている。いわゆるニッポンの通俗小説の影響は受けてないはずだ。ダブル村上とか。

評論みたいな文章を書こうとすると大塚英志が三割くらい入るんだけどね。