[文学フリマ] マーケティングなんざ、後ろ足で砂をひっかけてやれ

 文学フリマ公式ページのサークルカタログにも掲載されていますが、企画段階の特集タイトルは、「もうニートとつき合うしかない?」でした。暫定的なタイトルですが、今も変わっていません。このタイトルは、雑誌『ダ・ヴィンチ』2005年2月号の特集「もうオタクとつき合うしかない?」のパロディです。あの号における最大の衝撃が、滝本竜彦の「オタクは恋愛したほうがいいですよ」発言だったことは言うまでもないでしょう。
 だから、ぼくたちは、今また、またしても、そこから出発する、と、言いきることにします。
 あの頃のぼくたちは、確かにそこに立ちつくしていました。
 滝本竜彦が描いた時間、描いた場所で、ぼくたちはニートであり、非モテであり、メンヘルでした。
 だから、二年前、滝本竜彦(の同時代性)を愛し、特集を組んだのです。
 だから今ぞ、滝本竜彦を置き去りにして、先に進まなければなりません。

  • 特集のテーマ
  • 特集冊子の形式: A5サイズ, 32ページ程度(原稿の量によって増減の予定)
    • 豪華付録が添付される予定です。
  • 特集冊子の頒価: 無料を予定
    • よろしければ、新月お茶の会本誌『月猫通り』を手に取ってご覧いただければと思います。

 さっそく、id:jituzon氏からトラックバックをいただきました。ありがとうございます。今日はダーリンとマジックスパイスに行くので、帰ってきてからご返事いたします(「ダーリン」といえば、『ダ・ヴィンチ』の爆笑問題の連載で「スターリンは外国人」てネタに爆笑した憶えが……)。