もしかしたら俺は、現代系オタクあるいは現代系サブカルだと思われたりしてるんだろうか、と不安になった。不安はすぐ解消された。「もしかしたら、どころではなく、思ってますから」と返答された。ポーズとして、そういう存在であるふりをしていることはある。と、俺は俺に言い訳をした。しかし、そのふりこそが問題だったのだし、そのふりが今や常態になりつつあることは大問題だった。