高価なシャンパンを開けながら、来年はもっとまともなオツキアイをしなさいと諭される。おまえは本当の本当に、四大の仏文出の女のコを口説きたいのか、と、いやはやまったくごもっとも。しかし、それはそれで人生に必要なことだ。すくなくとも、俺には必要なことだった。

来年の抱負は『SPA!』を購読するようなオトナになること、に、決めた。そうやって正しく歳を取っていくことも、やはり必要なことなのだ。