俺はビジネスパーソンだから、『日経ビジネス Associé』を読んだりする。本当だってば。俺、本当にビジネスパーソンなの。信じてよ、もう。

森永卓郎の連載のタイトルが『恋愛弱者救済のため愛の失業対策が必要』だった。まじめだよ。まじめに、恋愛市場について語ってるよ。必読。

だから性衝動を持つ男性は結婚を望んだし、実際ほとんどの男性が結婚をした。しかもこの愛の抱き合わせ販売は、愛の配給制度とでも言うべき平等化機能を持っていた。「結婚してください」という台詞が、誰でも一生に一度だけ切れる最強の切り札だったからだ。

と、過去のことを説明して、

しかしその裏側で、愛の失業者も激増した。そうした人々は、恋愛ゲームやエッチ系フィギュア、ビデオ、ロリコン雑誌といった現実世界と遊離した分野に逃避する。

と、現在の状況を説明する。そして(じゃじゃじゃ〜ん)、どのような結論が出るのかというと、……ちゃんと買って読みなさい。ビジネスパーソンらしく。