隠された意図

ハチミツとクローバー』の原画展に行って、『下妻物語』をシネクイントで見て、なんか渋谷のパルコPart3とやけに縁がある気が…。

(『MIND GAME〈マインド・ゲーム〉』)

これはわざとだろうか? 『ハチミツとクローバー』の原画展はパルコPart2で催されたはずだ。加野瀬氏がそのようなミスを犯すだろうか? 単なるミスでないとしたら、そこに隠された意図はいったいなにか?

あの周辺の特異な店構えに、その謎は隠されているのではないだろうか。GAPとユニクロがほとんど隣接するほど近くに並び、そしてパルコPart3だ。パルコPart3には、若年向けの雑貨屋が多く、そして二フロアを無印良品が占めている。つまるところ、そのエリアには、ファッションにお金をかけないオタクたちが服を買うための店が集中している。その事実に眼を向けさせることが、氏の隠された意図ではないかと想像する。

(もっとも、パルコPart2にしたところで、それほど敷居が高いとは思わないけれど。せいぜいがフランフランやリーバイスストアで、それほど高価だというわけでもない)