愛をささやく言葉を盗み聴かれたからって、あなたになんの不都合があるの?
俺は困る。とても困るから、GnuPGとGPGMailを導入した。
まずは、GnuPGの導入。Mac GNU Privacy GuardのページのFilesという節に、Mac OS X 10.3.x用のGnuPG 1.2.4のリンクがあるので、ここからダウンロードする。このリンクはsourceforge.netにつながっており、適当なミラー先をクリックするとdmgファイルのダウンロードが始まる。
(もちろん、俺たちはDetached Sigを、あるいはすくなくともMD5を用いてファイルの正当性を検査するべきだ。これについては後述する)
ダウンロードしたdmgファイルをマウントしたら、mpkgインストーラでインストールするだけだ。とっても簡単だ。インストールが終了したら、ターミナルで以下のコマンドを実行し、キーを生成する(いろいろ訊かれるので適宜答えること)。
/usr/local/bin/gpg --gen-key
次に、公開鍵を表示する。
# moyuの部分は--gen-keyで訊かれたユーザIDを入れる。 /usr/local/bin/gpg -a --export moyu
これを、PGP Public Keyserverに登録する。どこで登録してもよいが、俺は http://pgp.nic.ad.jp/pgp/ を使用した。「公開鍵の登録」のテキストボックスに、ターミナルに表示されている公開鍵をコピーして貼り付けてあげればいい。
これでひとまずは終了だ。次はGPGMailを導入してみることにしよう。