カットアップに手を出してみようかと思ったのは、遡及的な過去(の清算)とは関係ない。それが失敗すると判っているのに手を出す莫迦がどこにいる? そこいらあたりの話は、山形浩生の『たかがバロウズ本』に書いてあるわけだけど、そもそも俺は「ほとんど」バロウズを読んだことがない。だって、そんなの、まったくサブカルじゃない?(そういえば最新刊(?)は、渋谷のブック・ファーストには平積みにしてあった)

そして、あのころ、サブカルはかっこわるいものだったのだ。そう、今でも。